幸せってなんだろう?
こんにちは。
日々、資産を増やそうと頑張っていると、ふと「なんのためにお金を増やしているんだろう?」と立ち止まりたくなる時があります。 そんな時に読み返したい、ユダヤの成功哲学『タルムード』にある有名な寓話を紹介します。
物語:キツネと葡萄畑
ある時、お腹を空かせたキツネが、美味しそうな葡萄がたくさん実っている畑を見つけました。 しかし、畑の周りには柵があり、隙間が狭すぎて中に入ることができません。
そこでキツネはどうしたか?
■キツネの決断キツネは3日間絶食をして、ガリガリに痩せることで、ようやく柵の隙間を通り抜けることに成功しました。中に入ったキツネは大喜びでお腹いっぱい葡萄を食べ、満腹になりました。しかし、いざ帰ろうとすると、今度はお腹が膨れすぎて柵の隙間を通れません。結局、キツネはまた3日間絶食をして痩せこけ、ようやく外に出ることができました。
柵の外に出たキツネは、悲しそうにこう言いました。 「ああ、お腹はいっぱいになったけど、結局入った時と同じ姿でお腹を空かせて出ていくのか」
人生もこれと同じ?
この物語は、人間の人生そのものを表していると言われています。
人は生まれた時は裸(手ぶら)です。 一生懸命働いて、財産という「葡萄」をたくさん手に入れます。 しかし、死ぬ時はまた裸(手ぶら)。どんなにお金を稼いでも、あの世には1円も持っていけません。
「どうせ何も持っていけないなら、必死に働くことや投資することには意味がないのでは?」 一瞬そう思ってしまいますよね。
でも、私はそうは思いません。
葡萄を食べた「時間」は消えない
キツネは確かに痩せて戻ってきましたが、「葡萄を食べて満たされた時間」や「美味しいと感じた経験」までは消えていません。
お金そのものは持っていけませんが、お金を使って得た「経験」「思い出」「知識」は、人生を豊かにしてくれます。
私が投資で資金力を高めたいのは、単に通帳の数字を増やすためではありません。 生きている間にできるだけ多くの「美味しい葡萄(良い経験)」を味わったり、大切な人(や動物)を守ったりするためなのだと思います。
まとめ
「貯める」ことだけに執着して、葡萄を食べるのを忘れてしまっては本末転倒です。
資産形成はあくまで手段。 適切なタイミングでしっかり「使う」ことの大切さを、このキツネは教えてくれている気がします。
皆さんは、稼いだお金でどんな「葡萄」を味わいたいですか?
